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クロアチアのコミジャに住みたい女がマイルを貯めて一人旅するブログ。 Please select your language from the "language" dropdown list.

【冬のシベリア鉄道&バイカル湖(オリホン島)】シベリア鉄道《ロシア号》ウラジオストク~イルクーツク 3泊4日 3等寝台に女1人で乗ってみました②

2019年2月15~23日、長年の憧れの地ロシアに行ってきました。
まとまった休みをとるのが難しかったため、今回はイルクーツクまでの東エリアのみ。
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旅程はこんな感じ↓
15日 東京→ウラジオストク
16日 シベリア鉄道乗車
17日 シベリア鉄道
18日 シベリア鉄道
19日 イルクーツク到着
20日 イルクーツク→バイカル湖(オリホン島)
21日 バイカル湖(オリホン島)
22日 バイカル湖(オリホン島)→イルクーツク→ウラジオストク
23日 ウラジオストク→東京

▼前回の記事はこちら

www.komiza-sumitai.com

 

 

夜明けのハバロフスク

2019.02.17

 

07:50 ハバロフスク到着。

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夜が開けました。

日の出とともに白くなる空。

朝の空気がこんなにも清々しいとは。

 

シベリア鉄道名物のサモワール。
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熱湯が出るので、コーヒーやカップラーメンなどを持ち込めば、好きな時に飲んだり食べたり出来ます。

 

私はお味噌汁を。
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あとはバナナ2本を一気に食べました(生物を早く食べてしまいたかった)。

 

シベリア鉄道の列車内

私のベッドは上段のため、自分のベッドに座って車窓を眺めるという事が出来ません。

昼間は下段のベッドに座らせてもらうのですが、どうしても「おじゃまさせてもらっている」という気がして遠慮がちになってしまいます。

更に今回私以外の3人は学生3人組(それも高校生&大学1年生)。

彼らの異様なハイテンションがだんだん苦痛になって来てしまったので、食堂車に避難する事にしました。

 

ドアを開けると温かい車内から一転、めちゃくちゃ寒いです。
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この取っ手、厳冬期に素手で触るともしかしたら張り付いてしまうかもと思いました。

 

更に寒い連結部分。
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シベリアの外気が直接入ってきます。
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次の車両へ入ります。

車両によってはドアがこのようなボタン式。
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押すと自動で開きます。

 

と目の前に突然異空間が!
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ひゃ~なんて綺麗で高級感ある世界。

どうやらここは2等車のようです。

フカフカの絨毯に木目調のドアで仕切られた個室が並びます。

 

3等車とえらい違い。

▼3等車(前回の記事より)

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シベリア鉄道の食堂車は居心地最高

いくつか車両を抜けて、ようやく食堂車に着きました。
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おわーここも新しくてめちゃくちゃ綺麗!

居心地良さそうです。

 

さっそく席について何か頼みましょう。

思ったよりもリーズナブルなメニュー。f:id:Komiza_sumitai:20190729222002j:image

これならあとでしっかり食事しに来てもいいな。

 

飲み物も全然高くないです。
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とりあえずコーヒーを。
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あぁ..なんて幸せ。

ゆっくり座って車窓を眺められるなんて最高。

やっと居場所を見つけました。

 

シベリアの大地をどこまでもどこまでも走ります。
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あまりにも居心地がよく、数時間ずっと座って車窓を眺めていました。

お腹も空いてこなかったので結局コーヒー1杯しか頼まなかったのですが、他にお客さんもほとんど来ず、追い出されることもなかったです。

 

食堂車の営業時間でしょうか。
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よく分からなかったのでスタッフに聞いたら、「何時でも(ミッドナイトでも)好きな時に食事が出来るよ」と言っていましたが、ほんとかな..?

 

激せま3等車上段とシベリア鉄道の車窓

13:28 アブルーチェ到着。
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久しぶりの外の空気。
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食堂車に長居しすぎたので、一旦自分の席に戻ります。

学生3人組のベッドに座らせてもらってカップラーメンを食べたり。

 

ちょっとゴロゴロしようかと自分の上段ベッドへ。
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これが仰向けに寝っ転がって膝を立てた状態。

わかりますかね、どんなに狭いか。

とてもここで上半身を起こして座る事は出来ません。

 

飽きてきたので、再び食堂車へ。

車窓はいくら見ていても飽きないです。
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綺麗な雪景色。
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と同時に、もしあそこに今1人でいたら、と思うとなんとも言えない恐怖が襲ってきます。

 

シベリア鉄道列車内で買えるアメニティ

あ、それとさっそく歯ブラシをなくしまして。

昨夜寝る前に使ったのを最後に、どこを探してもないのです。

これ意外に大惨事。

あと2泊3日もあるのに歯を磨けないなんて!

この走り続ける列車に乗っていてどうやって歯ブラシを手に入れればいいのか。。

 

ほとんど期待せずに、車内で買えるか聞いたら、アメニティならあると。

265ルーブル(約440円)てことなので購入。

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中身は飛行機のアメニティみたいな感じ。

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ちょうど欲しかった耳栓も入っててめちゃくちゃ助かりました。

 

シベリア鉄道のトイレは意外に綺麗

あとシベリア鉄道で気になるのが、トイレなどの水まわり。

 

トイレはこんな感じ。
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噂に聞く昔のシベリア鉄道のように駅停車中は使用不可なんてこともなかったです。

ただし紙は流せないので、備え付けのゴミ箱に捨てます。

みんなわりと綺麗に使っていました。

 

個人的に嬉しかったのがこれ。
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使い捨ての便座シート。

これがあると安心感が全然違います。

 

洗面台は小さいながら、こちらもわりと綺麗でした。
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ただみんながここで顔を洗ったりするのでまわりがすぐにビシャビシャなってしまい、車掌さんがよくブチ切れながら掃除してくれていました。。

 

車両連結の瞬間を目撃

17:42 ベラゴールスク到着。
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大きな駅で、たくさんのロシア人が降りて行きました。

 

売店などもあり、賑やかな印象の駅。
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ここで思わぬものを見ることが出来ました!

車両連結。
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だんだんと近づいて来て、
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ゆっくりゆっくり進みます。
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一旦止まり、
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更にゆっくり近づいていきます。
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ガッシャン。
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よーくチェックして、
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okの合図。
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いや~面白かったです。

 

列車内に戻ると、あんなにぎゅうぎゅうだった満席の車内が空いているではありませんか。

さっきの駅でたくさん降りたので空席があちこちに。

いち早く空いている席を確保。

2日目夕方にしてついに座れる席を手に入れました!!
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どうですか!この居心地良さそうな空間!

上半身をまっすぐに起こして座れます。

 

と喜びに浸る中、実はさっきからどうも具合が悪い気が。

熱があるような。

ご飯を食べたら早めに寝ます。